自由な意見とコーチング

リーダーシップにはコーチングが有効✨

例えばよくある話で、チームが一つの大きな責任ある決断を下さなければならないとしましょう。

いくら民主主義とはいえ、そしてリーダーがみんなの意見を尊重しようとしても、アンパン○ンが助けに来てくれて勇気を授けてくれない限り(笑)、さすがにチームのみんなは、責任ある決断を左右するときに、意見を言う勇気はなかなか出ない。

じゃ、リーダーシップ教育って、そんな時に意見を言う勇気をつけよう、って短絡的でいいの?

 

いや、ここでコーチングが威力を発揮します✨

コーチングはみんなの意見を引き出す話術。プロのコーチはもちろん緻密に進めますが、一般の人でもやり方は結構簡単。

1. まずは全員でゴールを確認する(どうしたい?)。

2. 現状を確認する。各自課題や問題点を確認する(何が問題?)。

3. 各自の考えを出し合う(ブレインストーム)。

4. その中からアイデアを全員で選んでいく(これからどうする?)。

    リーダーは全員から意見を引き出すのが役目。もちろん全員と同じ土俵に立って自分の意見を入れ込んでもOK。
    日本文化だと3のブレインストームも意見が出にくいかもしれません。
    でも解決方法はあります!しかも2つも!
    1. リーダーが普段からみんなの目線で考えられることを会議以外で、たわいもない話(これがsmall talkの効果!)をしたりして信頼関係(ラポール)を築くこと
    2. リーダー以外のみんなで意見を出すことが安全である環境を作る努力をすること
    これらが3のブレインストームをスムーズにする鍵🔑となります。

奥切 恵 (OKUGIRI, Megumi)

聖心女子大学グローバルリーダーシップ・プログラム教授
東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻修士・博士課程修了(MA/PhD)
米国ウィスコンシン州立大学ミルウォーキー校英語学研究科修士課程修了(MA)
言語学やコミュニケーション学をもとにリーダーシップ論を展開
ハッピーな人生を送るためのリーダーシップを発信しています!

おすすめ記事

1件のコメント

コメントは受け付けていません。

RSS
Follow by Email