女性らしい話し方、男性らしい話し方、そしてリーダーシップ

リーダーシップで絶対に避けて通れないのは、話し方。

だって、リーダーって、チーム全員とのコミュニケーターだから。

言語学者のTannenさん(私、どんだけTannen好きやねん)が指摘しているのは、男性が男性らしく話すとリーダー像に近づくけど、女性は女性らしく話すとリーダーから遠くなるってこと。

例えば女性は何かを提案するときに、疑問文を使う傾向が高く、「プランAがいいと思いませんか?」って感じで疑問文を使って提案しちゃう。

男性は疑問文でなく「プランAがいい」と断言しちゃう。

会議で提案があった時に、疑問文は結構スルーされちゃう。

 

じゃ、女性が「プランAがいい」って断言しちゃうと、それはそれで好感度がガタ落ちし、非難の的。

ああ、女性はどうしたらいいの?

これを考えるのが、女性のリーダーシップとコミュニケーションの研究です。

 

言語から見える、女性のリーダーシップでした。

 

参考文献:Tannen, D. (1992). You just don’t understand. Virago Press.

奥切 恵 (OKUGIRI, Megumi)

聖心女子大学グローバルリーダーシップ・プログラム教授
東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻修士・博士課程修了(MA/PhD)
米国ウィスコンシン州立大学ミルウォーキー校英語学研究科修士課程修了(MA)
言語学やコミュニケーション学をもとにリーダーシップ論を展開
ハッピーな人生を送るためのリーダーシップを発信しています!

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