日本文化の良いところの一つは、キッチリしてるとこ。事前連絡とかもしっかり。
ただ、これがグローバル・コミュニケーションの弱みでもある。
例えば友達や同僚との約束の方法、日本って独特ですよね。どういうところが独特って?
一般的に日本では、食事に行こうとかいう話になったら、まぁただの挨拶ってことも多いですが(笑)、本気で行くことに決まっても「じゃ、今から」っていうのはなかなかないですよね。なぜなんでしょう?
疑問に思う方がおかしい?いや疑問に思わない方がおかしいです。
例えば中国の人からの話だと、約束する時の会話はこんな感じ。
Aさん:「今度ランチ行こうよ」
Bさん:「いいね!」
Aさん:「じゃ、今から行こうか」
Bさん:「わかった!」
(もちろん都合が悪ければ断っても大丈夫)
日本では、
Aさん:「今度ランチ行こうよ。」
Bさん:「いいね。いつ行く?」(急に今日は、まず提案されません)
Aさん:「また予定が決まったら連絡するね」
Bさん:「わかった」
(その後、何度もメールやSNSで連絡しあって、やっと数週間後の予定が決まる)
どうでしょう?もちろんそこに住んでいる人全員が同じわけではないですが、マジョリティーの方はこんな感じなのでは?正解はないですが、約束の仕方でもかなりコミュニケーションスタイルが違いますね💦
電話なんかでも、事前にメールなどで電話してもいいか連絡をして、時間調整に何度もやり取りして、やっと数日後に☎️電話できる、みたいなこともしょっちゅう。
ただ一つ言えるのは、日本のやり方だと、何度も連絡しあったり、数週間後の予定を空けておかなければならず、しかもすっごい前から予定をしているので、「やっぱり行けない」というのも言いにくい、というプレッシャーも😅とにかく丁寧すぎる日本式は、他の文化では心地よくないことも多いです。
だからやたら丁寧にすればいいわけではないのです。
自分の基準は他人の基準とは違うことを念頭におくのはグローバルコミュニケーションの鉄則‼️
自分の基準は単なる自分の基準ということをお忘れなく。
[…] 自分の基準は自分「だけ」の基準 […]