グローバルコミュニケーション:もう謝らないで!

今日一日、何回「すみません」って言いましたか?
今日半日でも、いまから自分が「すみません」って言っている数をカウントしてみてください。他の人と会ったり、メールやメッセージを送ったりしていればあっという間に2桁はいくでしょう。

たとえば、
1. 電車で人にぶつかりそうになって「すみません」
2. 同僚からペンを借りて「すみません」
3. 同僚から借りたペンを落としてなくしちゃって「すみません」
4. ハンカチを落として、とってくれた人に「すみません」

Cute dog and chalkboard with word SORRY on color background

日本語ならいっぱい「すみません」に遭遇します。「じゃ、4つの違いは?」と聞かれたらみなさんどう説明しますか?

いろいろな説明の仕方がありますが、言語を変えると一発です!
1~4の「すみません」を英語に変えてみましょう。

1. “Sorry”または”Excuse me”
2. “Thank you”
3. “Oh, I’m (so) sorry”
4. “Oh, thank you”

1と3は謝罪、2と4はお礼ですね。

日本語の「すみません」って謝罪もできるしお礼もできて、すごいスーパーワードだ!とも言えますが、つい英語の時にお礼の時までつい”Sorry”って言っている人を見かけますが、言われた人は申し訳ない気持ちになるので、言わないでください。

英語のように”Thank you!”「ありがとう」を使ってみてください。日本語でもできるだけ「ありがとう(ございます)」の方が開運にもつながりそう✨人生感謝!

奥切 恵 (OKUGIRI, Megumi)

聖心女子大学グローバルリーダーシップ・プログラム教授
東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻修士・博士課程修了(MA/PhD)
米国ウィスコンシン州立大学ミルウォーキー校英語学研究科修士課程修了(MA)
言語学やコミュニケーション学をもとにリーダーシップ論を展開
ハッピーな人生を送るためのリーダーシップを発信しています!

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